脱サラ夫の妻ブログ
海外エトセトラ

グローバルな生き方を考える

子供が生まれてからの人生というのは、「自分たちがどう生きるか?」という課題に加えて『子供がどう生きるかをどうサポートするか?』も大きなトッピクであります。

おそらく今の子供たちが成人した時は「女の子だから(まぁ働かない選択肢もあるし)」という( )の中の暗黙の了解はないと思って間違いないと思います。

日本の人口が激減する中で社会のインフラや福祉を維持するには、老若男女働ける人は全員働く!が鉄則になるのだと思います。

なので、未来の子供のためにまずは自分ができるだけ長く働ける方法を考えなければいけないのですが、それはさておきつつ…。

将来子供が仕事を選ぶにあたって、今どんな世界を見せてあげればいいのだろうと考えています。

今年の年明けに、出張半分旅行半分で行ったオーストラリアで、3人の日本人の方から聞いた話が「グローバルとは?」について考える機会となったのでここに記します。

◆◆◆

【ケース1】
幼少期に家族でオーストラリアに移住し、現在もオーストラリアで働くAさん

現地で申し込んだツアーガイドの方。オーストラリアに住むきっかけは、小学校を卒業して家族で移住をすることになったため。父親は1年のほとんどを海外飛び回って仕事をし、子供たちにも外国で経験を積んでほしいという思いから、家族でオーストラリアに移住した。

Aさんは中学から現地の学校に通い、卒業後もオーストラリアに住み続け20数年が経つとのこと。ツアーガイドの仕事をする前は、兄弟でカフェを経営していてお店も繁盛していたが、突然物件のオーナーから立ち退きを言い渡され、あえなく店を閉じる事となる。

またカフェをしたいけど資金の目途がたたない。オーストラリア国外も旅してみたいが、それも資金面でなかなか難しいとのこと。

【ケース2】
家族でオーストラリアに移住し、子供はオーストラリアの現地校に通うBさん親子

夫の知り合い。生まれは日本だがアメリカの大学を卒業し(詳細割愛)、現在家族でオーストラリアに住んでいる。子供は出生もオーストラリアで、ずっと現地校なので日本語より英語の方が堪能。

子供は現在中学生で、日本に帰国する機会も滅多にないので、おそらく日本の文化(学校)には馴染めないためオーストラリアに永住することになるとのこと。

【ケース3】
オーストラリアに2度目の駐在で、子供はオーストラリアの現地校に通うCさん父子

夫の元上司。以前5年ほど家族帯同でオーストラリア駐在で、2年の日本帰任期間を経て、現在2度目の駐在中。お子さんは帰任に合わせて日本の学校に通ったものの肌に合わず、父親と一緒にオーストラリアに戻り現地の中学校に通う。

父親が日本に帰国辞令が出ても、おそらく子供は現地校に残るだろうとのこと。

◆◆◆

オーストラリアに住んでいる理由は三者三様なのですが、共通するのは「日本人(国籍)でありながらオーストラリアが自国となっている」ということです。
もちろん気持ち的な部分は分からないですが、おそらくオーストラリアに住み続けることが前提の生活になっているように感じました。

私なんかは、まぁでも英語が話せるならなんとかなるんじゃないかと思っていましたが、AさんBさんいわく、オーストラリアの現地校の教育レベルは日本と比べるとかなり低いそうです。(もちろん学校によるのでしょうが)

「海外の企業はもちろん、(英語が話せるからという理由で)日本の企業に入っても通用しないと思う。だからオーストラリアの会社で働くであろう」とのことでした。

日本の独特な会社組織は日本の教育から紐づいているから、外国で育った人が日本の会社に入っても馴染めないというのは理解していました。

しかし、英語が母国語のオーストラリアでも、英語を共通語とする世界的会社で働くことはかなりのハードルがあると聞き、世界の現実を目の当たりにした気がしました。

◆◆◆

オーストラリアに住む日本人の方にインタビューをして私が感じたのは「グローバルな生き方」ってなんだろう?ということでした。

単に「英語が話せる事」や「海外に住む事」がグローバルではないのだなと痛感しました。

じゃあグローバルな生き方って何?

それは「世界は広くて多種多様な価値観の人がいるということを学び、その中で自分がどう生きるかを選んでいくこと」。

つまり、グローバルな視点を持つことがグローバルな生き方に繋がる。これが今のところの私の答えです。

子供に英語を習わせた方がいいのかな?!と焦ったりすることもあるのですが、まずはしっかり「物事には色んな見方があるんだよ」と伝えていきたいと思います。