脱サラ夫の妻ブログ
脱サラ起業

脱サラ起業する時に考える住まいのこと 

我が家は脱サラ起業をするタイミングで、ローンを組んで購入していたマンションを売却しました。新築物件を購入し10年ほど住んでいましたが(途中5年は海外駐在により賃貸に)、脱サラを期にマイホームを手放すことを選びました。そして現在は、賃貸物件に社宅として住んでいます。

なぜそうしたのか?
住まいを「場所」と「箱」に分けて説明します。

1.住む場所について

夫がサラリーマン時代はずっと都内に住んでいました。一番の理由は会社に近いからです。1時間以内で通勤できて、さらに生活満足度が高い暮らしを、と考えて都内に住んでいました。そうするとおのずと家は狭くなるのですが、とにかく「通勤に便利な場所」が絶対的条件でした。

しかし脱サラをし、サラリーマンに重くのしかかる「通勤」という呪縛が解けた私たちが住む場所を考えた時に、それは都内である必要は全くありませんでした。子育てがしやすくて、自然が多くて、でも田舎すぎず生活を楽しむ物はそろっている場所で、と自分たちが満足できるライフスタイルを考えた結果、地方都市に大移動することとなりました。

もちろん都内でもそんな希望を叶える場所はあるのですが(広尾とか)、なにせ家賃がべらぼうに高いです。同じ条件でも地方にいくだけで家賃はほぼ半分になります。「会社」がなくなり「通勤」がなくなった時、今住んでいる場所は果たして本当に住みたい場所が、一度考え直してみるといいと思います。

自然に囲まれつつ便利な暮らしをして、さらに家賃は半額(正確には同じ家賃で倍近い広さ)でと、良い事づくめの地方都市暮らしなのですが、もう1つ大きなメリットがあります。それは条件次第で自治体より「支援金」を受け取れることです。

東京一極集中により働き手がどんどん減っていく地方は、あの手この手で我が町に人を誘致し、その人がお金や雇用を生み出す施策を考えています。内閣府の地方創生サイトから、各地の補助金情報が調べられるのでチェックしてみると良いと思います。

我々も当地の助成金を受け取り、経費の一部を補助してもらい大変助かっています。金銭面以外でのメリットは、対外的に「信用」が得られることです。起業したては、いわゆる信用がゼロの状態です。銀行で会社の口座を作るにも、事業計画書を提出したり面談をしたりと一苦労です。それが自治体の助成金対象者ということになれば、いわゆる国のお墨付きということで口座が作りやすくなります。場合によっては、自治体職員から銀行担当者を紹介してもらえたりもします。

脱サラ起業した時に「住む場所」は、大きな視野で検討してみることをお勧めします。

2.住む箱について

「住む箱」というのは「家」のことなのですが、我が家は起業したタイミングで持ち家を売却しました。売り手市場だったため、手放しても損がなかったことが大きな要因ではありますが、今のところまた家を購入する予定はありません。

サラリーマンを辞めて一番重要なのは、「会社の経営状況に合わせて生活を変化させられるようにしておくこと」だと思っています。つまり、万が一業績が悪化し収入が減った時は、収入に合わせた暮らしにダウンサイジングするということです。おそらく生活費の中で一番大きなウェイトをしめる居住費は固定すべきでないと考え、家を売り賃貸暮らしをしています。

結婚して12年で6回も住む場所が変わっているので、そもそも同じ家に住み続けるというマイホームにあまり執着がないのかもしれませんが。

「家」を賃貸物件にすることで
・社宅として借りれば実質的な居住費はかなり抑えられる
・会社は家賃を経費として計上できる
・万が一の時は安い物件に住み替えられる

以上3点を我が家のメリットとして賃貸暮らしとなりました。

起業して賃貸物件を新しく借りる場合、もし可能であるならばサラリーマン時代に賃貸契約を済ませておくことです。(例えば会社を辞めるまでの有給期間中など)。建物のオーナーによっては、一定の年収や勤続年数が条件となることもあるので、サラリーマン時の方が借りられる家の幅は広いでしょう。

以上、脱サラする時に考える住まいのことでした。

脱サラして起業した時にとにかく大事なのは、会社の経営状態によって自分の生活も変化させられるようにしておくことです。要は収入に合わせた生活をするということ。でもこれって別に脱サラ起業しなくても重要なことだなと思いました。

サラリーマンでも不安定な時代です。世の中の変化に合わせて賢く生き抜きたいものです。